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第4回 グローバル医薬品・医療機器開発マネジメント講座

〜第4回 グローバル医薬品・医療機器開発マネジメント講座〜
講座|筑波大学エクステンションプログラム
概要
本講では、産業界・アカデミアにおいて重要視されている「開発初期から出口戦略やグローバル展開を見据えて、アンメットニーズに応える新規事業・革新的医療技術を創出する人材」の育成を目標に、医薬品・医療機器の開発戦略やビジネス戦略に関する講義とグループワークを行います。
今回はまず、めざましい進歩を遂げる「遺伝子・細胞治療」と「がんゲノム医療」を話題に取り上げます。がん医療のトップリーダーである大津敦先生には今注目を集める「ゲノム」をキーワードにがん医療の今後についてご講演をいただきます。さらに、3日目は話題の新薬を開発されている塩野義製薬の澤田様に企業の立場から今後の展望についてお話しいただき、午後には単回治療で脳梗塞を予防する医療機器“Watchman”について議論していただきます。ファシリテーター・チューターには経験豊富な各領域の臨床家や事業創出の専門家を配置し、深い議論を実現します。研究者・医療者・ビジネスそれぞれのプロフェッショナルがグループワークを通じて分野横断的な知識、人脈を身につけ、イノベーションをマネジメントできる実践力が身につく講座です。
講師
【基調講演】
大津 敦 (国立がん研究センター東病院/病院長)
専門は腫瘍内科学。日本臨床腫瘍学会理事・国際委員長。日本癌学会理事、米国臨床腫瘍学会国際委員歴任。AMED 革新がん事業プログラムオフィサー。

澤田 拓子 (塩野義製薬株式会社/取締役副社長)
京都大学農学部卒業後、塩野義製薬株式会社に入社。以後、30年以上にわたり医薬品開発や経営戦略に携わる。専務執行役員グローバル医薬開発本部長、取締役、上席執行役員経営戦略本部長などの要職を歴任。2018年より現職の取締役副社長兼CIOを務める。


【プログラムオーガナイザー】
荒川 義弘 (筑波大学つくば臨床医学研究開発機構/機構長、附属病院/院長補佐、医学医療系/教授)
専門は神経化学、創薬科学、臨床薬学、臨床試験方法論。厚労省薬事・食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会委員、同再生医療等製品・生物材料安全部会委員を歴任。

小栁 智義 (筑波大学つくば臨床医学研究開発機構TR 推進・教育センター/センター長、医学医療系/教授)
スタンフォード大学での創薬研究、バイオベンチャー/外資系メーカーでのマーケティング/事業開発を経て現職。


【ファシリテータ―】
松本 正 (筑波大学/客員教授、株式会社レクメド/代表取締役社長)
MBA、医薬バイオベンチャーの経営、起業家育成に貢献。

池野 文昭 (筑波大学/客員教授、Stanford Biodesign Program Director (U.S.) Japan Biodesign、MedVenturePartners 株式会社/取締役チーフメディカルオフィサー)
MD、ベンチャー育成を通じて医療機器開発イノベーションを支援。


【レクチャー講師】
山田 雅信 (筑波大学つくば臨床医学研究開発機構(T-CReDO)/研究開発マネジメント部長、医学医療系/教授)
厚生労働省医薬品審査管理課長、治験推進室長、PMDA審議役(新薬審査等担当)などを経て、2017年より現職。

鉄橋 正士 (厚生労働省医薬・生活衛生局 医療機器審査管理課/課長補佐)
厚生労働省医薬食品局審査管理課、同局安全対策課、消費者庁食品表示課などを経て、2018年12月より現職。
開催日程
7月13日(土) 10:00〜17:00

【講義】
◆「医療機器・再生医療等製品承認審査の現状と規制動向」
鉄橋 正士(厚生労働省 医薬・生活衛生局 医療機器審査管理課/課長補佐)

◆「医薬品の研究開発と規制」
山田 雅信(筑波大学 T-CReDO/研究開発マネジメント部長)

【グループワークとピッチ】
テーマ:CAR-T細胞療法「キムリア」
・グループワーク(ケーススタディ・ビジネスプラン)
・ピッチ発表・講評
ゲストコメンテーター:井上 美衛(ノバルティスファーマ株式会社 開発本部/オンコロジーディベロップメントユニット部長)


8月3日(土) 10:00〜17:00

【講義】
◆基調講演「がんゲノム医療の今後の展開(仮題)」
大津 敦(国立がん研究センター東病院/病院長)

【グループワークとピッチ】
テーマ:がんゲノム療法
・グループワーク(ケーススタディ・ビジネスプラン)
・ピッチ発表・講評
ゲストコメンテーター:土原 一哉(国立がん研究センター 先端医療開発センター トランスレーショナルインフォマティクス分野/分野長)


8月24日(土)10:00〜17:20

【講義】
◆基調講演「(TBD)」
澤田 拓子 (塩野義製薬株式会社/取締役副社長)
◆「侵襲性のある医療機器の開発(仮題)」
池野 文昭(スタンフォード大学/MedVenture Partners)

【グループワークとピッチ】
テーマ:Watchman 左心耳閉鎖システム
・グループワーク(ケーススタディ・ビジネスプラン)
・ピッチ発表・講評

【修了証書授与と記念撮影】

※懇親会を予定しています。(全員参加) 17:30〜19:30
 5,000円程度の費用を当日回収いたします。

※講演内容やテーマは予期せず変更になる場合もございます。予めご了承ください。


場所:筑波大学東京キャンパス文京校舎(〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1)


学習のしかた

土曜日3回の講習を行います。
■午前 講義による学習
■午後 1グループ6名ほどで構成されるグループワーク

午前と午後の構成組み合わせにより、製品開発・国際ビジネス展開に関する参加型学習を行います。
グループ活動を促進するため、 医薬品・医療機器開発の実務知識を有するファシリテーターを配置するとともに、 臨床医学、医薬開発、薬事、 国際ビジネスに関する専門家がチューターとしてグループワークのサポートを提供します。
最新の事例を題材に、教科書に答えのない実践的な課題について多方面のエキスパートと議論を進めていく本講座の独自プログラムをぜひ体験してください!

◆過去の開催報告は下記をご覧ください。
http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/t-credo/tr/globaliyaku.html
受講対象者
医薬・医療機器分野の基礎知識を持ち、将来のグローバルマネージャーとしての活躍をめざす個人、企業派遣による社会人、橋渡し研究を実践するアカデミア研究者
※本学所属の大学院生は別途ご連絡下さい。(ext_pro16@ilc.tsukuba.ac.jp
受講人数
30名程度
※グループワークの実践講座もあるため応募状況により調整させていただく場合もございます。予めご了承ください。
受講費用
【3日間+昼食代含む】
一般 75,000円(税込)
アカデミア・医療機関・政府機関 33,000円(税込)

【懇親会費用】
5,000円程度
場所などは後日お知らせします。
修了証発行
3日間、午前・午後全てのプログラムに参加された方には、筑波大学発行の受講修了証が授与されます。
受付期間
2019年7月2日(火)まで
2019年7月5日(金)まで 延長しました!
開催場所
筑波大学東京キャンパス文京校舎
(地下鉄東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」下車徒歩3分)
https://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html
講座概要|筑波大学エクステンションプログラム
開催方法 講義+グループワーク
定 員 30名
受講料 75,000(一般)
受付期間 2019年7月5日(金)まで
受付は終了いたしました

※受講料は、消費税が含まれています。