Bコース 未来を創造するカリキュラム改革
筑波スクールリーダーズカレッジ~教育専門職の学びとネットワークづくり~ Bコース
- 概要
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学校はいま、「主体的・対話的で深い学び」の実現、児童生徒の多様な個性の尊重、ICT の活用、「働き方」改革など、多くの課題に直面しています。教員一人ひとりの専門性を高めると同時に学校の協働性の確立が益々必要になっています。
本講座は、特定の職位に限定せず、一人ひとりの教職員が各自の専門的自律性に基づいてリーダーシップを発揮することを目指します。受講者どうしが横のネットワークを構築することも計画しています。新しい学びとネットワークを一緒に創りましょう
- 開講にあたって
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オンライン講座(リアルタイムで行います)
グループワークを実施するのでパソコンからの受講を推奨します!
- 講師
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筑波大学人間系
※五十音順
礒田正美 (教授)
専門は数学教育学。教育開発国際協力研究センター長として、地域国際組織アジア太平洋経済協力APEC・東南アジア教育大臣機構SEAMEO及び域内関係国において、教育内容の改革勧告文書、教科書等の開発主査を務めるとともに、数千人規模の海外向けオンライン教育を配信し、教師教育の国際標準化に取り組んでいる。
井田仁康 (教授)
社会科教育学を専門とする。特に地理教育を専門とし、地理を学習する意義などの理論的研究や地理教材の開発などの実践的研究をおこなっている。また、海外の地理教育との比較もし、ニュージーランドを主たる比較対象としている。地理学習は、日本・世界の地理に関する現状の分析・理解から、そのような分析・理解を踏まえてうえでの未来志向へと変わってきた。つまり、地理教育、社会科教育は持続可能な社会を築く人間を育成することを強く打ち出すようになってきたのである。そのような地理教育、社会科教育を発展させることに貢献したいと考えている。
遠藤優介 (助教)
専門は理科教育学。理科教育事象全般を研究の射程に収めつつ、特に理科教育の目的・目標に係る諸相や、主に2000年代以降のドイツで見られるコンピテンシー指向の科学(化学)教育改革の展開を中心に研究を行っている。また、コンピテンシーの育成を目指した理科教授・学習方略や理科授業づくりのあり方についても検討している。
京免徹雄 (助教)
専門は特別活動学です。学校での集団活動を通して子どものキャリア形成をどのように支援することができるか、グローバルな視点から研究しています。特に近年は、日本型教育モデルTokkatsuの国際的特質について、社会性と個性を調和的に育てる機能に着目して解明を進めています。また、開かれた学校・学級コミュニティの形成に向けて、教師と専門職との協働の新たな可能性も模索しています。
國分麻里 (教授)
専門は社会科歴史教育・朝鮮教育史ですが、近年は教育におけるジェンダーにも取り組んでいます。教育の中でも学校教育は、男女混合名簿や教科教育などで男女平等を推し進める一方、その男女平等を妨げる場合もあります。短い時間ですが、学校の中で、授業の中でのジェンダーについて考えていきます。
田中怜(助教)
専門は視覚障害学です。日本型インクルーシブ教育システムが進展する中で,これまで視覚障害特別支援学校(盲学校)が培ってきた視覚障害教育の内容や専門性がどのように展開されていくのか,小学校や中学校,高等学校で学ぶ視覚に障害のある子どもたちの教育をどのように保障していくのかといったことに関心をもっています。また,「視覚障害児童生徒のための科学へジャンプ」というイベントの開催にも協力しています。
名畑目真吾(助教)
専門は英語教育学,応用言語学。英文読解の認知メカニズムの解明を主な研究テーマとし,得られた研究成果を英語学習や指導,教材開発,評価に生かすことを目指している。近年は小学校英語に関する研究も行い,年少者向けの英語教材や文字指導について研究している。その他,小学校から高等学校まで学校現場での英語授業支援も行っている。
樋口直宏 (教授)
専門は、教育方法学。特に思考力を育成するためのカリキュラムや教材開発、指導方法について、授業研究・授業分析を行いながら研究を行っている。それとともに、小中一貫教育をはじめとする学校間の接続や連携、および施設一体型・連携型といった学校施設や設備のあり方についても、教育委員会や義務教育学校の助言者として関わっている。
- 開催日程
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時間:各日13時45分 ~ 15時15分 /休憩15 分/ 15時30 ~ 17時
(それぞれ講義50 分/グループワーク40 分)
Bコース:未来を創造するカリキュラム改革(主任層・指導主事向け)
開催日 2023 年8月12日~10月7日 全8 日(8コマ)
(8/12・8/19・8/26・9/2・9/9・9/16・9/30・10/7 全日土曜日)
Ⅰ.カリキュラム改革の最新動向 Ⅱ.教科教育を先導する理論と実践 Ⅲ.未来を創造する教育実践の展開 -
日にち 講座内容 〈カテゴリー〉 講師 第1回 8/12(土) 未来へ向けたカリキュラム改革〈Ⅰ〉 樋口直宏 第2回 8/19(土) 持続可能な社会へ向けた社会科教育〈Ⅰ〉 井田仁康 第3回 8/26(土) 算数数学教育と情報教育:コンピュータ思考の育成〈Ⅰ〉 礒田正美 第4回 9/2(土) 現代理科教育の理論と実践〈Ⅱ〉 遠藤優介 第5回 9/9(土) 小・中・高校における英語教育の課題と方法〈Ⅱ〉 名畑目真吾 第6回 9/16(土) 日本型教育モデルとしての特別活動の意義と可能性〈Ⅲ〉 京免徹雄 第7回 9/30(土) 「平和構築」のための歴史教育〈Ⅱ〉 國分麻里 第8回 10/7(土) 教育実践改革とカリキュラム・マネジメント〈Ⅲ〉 田中怜
- 受講対象者
- スクールリーダー/小・中・高の教員/校長/教頭/および教育委員会の指導主事など
- 受講人数
- 先着50名まで(最低開講人数5名)
- 受講費用
- 30,000円(税込)
- 修了証発行
- 全8日のうち6日のプログラムに参加した受講者には筑波大学発行の受講修了証が授与されます
- 受付期間
- 2023年7月31日(月)まで
筑波スクールリーダーズカレッジ 前年度受講者の感想
・新学習指導要領で目指す能力やそれを決定するに至った過程を具体的に知ることができた。また参加者とのディスカッションを通して、課題をさまざまな視点から問い直すことができた。
・まさに人生100年時代、自分の学びをアップデートするにあたり、多くのご示唆をいただきました。素晴らしい機会をいただき、感謝しています。どうもありがとうございました。
・大学で研究されている内容で多くの知識を得ることができました。また受講者の方と毎回協議を重ねることができ、他県の様子も学ばせていただきありがとうございました。
・幅広い分野の大学の先生方の講義を聞けた。日常の業務の範囲ではなかなかカバーできない他教科の内容や学校教育全体を見渡した内容は特に参考になった。
・学校種や立場を超えて様々な先生方のお話を聞けた。これまであまり触れて来なかった領域の学びを得ることができた。
・自身の教科のみならず、他教科に関する話を聞き議論することで、日頃の授業準備や実施の場面で今までとは異なる視点から見ることができていると実感しています。
貴重なご意見をありがとうございました。
今年度はグループワークの時間を増やしより充実した講座をご提供いたします。
開催方法 | オンライン講座(リアルタイム配信) |
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定 員 | 先着50名 |
受講料 | 30,000 |
受付期間 | 2023年7月31日(月)まで |
受付は終了いたしました
※受講料は、消費税が含まれています。