消防職員の惨事ストレス初級研修
第34期
- 概要
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消防職員や警察官などの災害救援者が、悲惨な現場活動後にストレス症状(惨事ストレス)を起こすことは広く知られるようになっています。職員の惨事ストレス対策の必要性が認識されていますが、多くの消防本部では、身近に専門家がいない、研修の場がないなどの理由で、十分な対策を準備できない現状にあります。
本研修は、消防職員の惨事ストレスに関する知識の学習とグループミーティングの基礎的な実習などを通して、消防職員の惨事ストレス対策を推進する要員を養成することを目的とします。
本研修は、東京消防庁のデブリーファー養成研修及びイギリス海軍の惨事ストレス対策(TRiM)における研修内容を骨格にしています。講師の多くは東京消防庁などで講義や実習を講じた経験をもっています。
- 講師
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松井 豊 (筑波大学 /名誉教授)
安藤 智子 (筑波大学人間系/教授)
大塚 泰正 (筑波大学人間系/教授)
中村 准子 (働く人への心理支援開発研究センター/准教授)
原 恵子 (埼玉学園大学/教授)
幾田 雅明 (日本消防ピアカウンセラー協会/副理事長)
東京消防庁有志
- 開催日程
- 2024年9月15日(日)・16日(月・祝) 全2日間
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9月15日(日) 内容 講師 場所 9:00~ 9:10 オリエンテーション 岡田 昌毅・松井 豊 4階 409講義室 9:10~10:10 惨事ストレスとは 松井 豊 4階 409講義室 10:20~12:20 消防職員のストレス 大塚 泰正 4階 409講義室 13:20~15:20 惨事ストレス反応と対策 松井 豊 4階 409講義室 15:30~18:00 傾聴の基礎実習1 安藤 智子 4階 409講義室 18:00~18:30 ディスカッション 松井 豊 4階 409講義室 -
9月16日(月・祝) 内容 講師 場所 9:00~10:30 傾聴の基礎実習2 原 恵子 1階 122講義室 10:40~12:00 外傷体験への介入 東京消防庁有志・松井 豊 1階 122講義室 13:00~13:40 惨事ストレス対策の具体的な進め方 松井 豊 1階 122講義室 13:50~17:20 ピアサポート・ラインケアの実習 東京消防庁有志・幾田・松井 4階 433,434,435,436,437講義室 17:20~17:30 ディスカッション・修了証書授与 中村 准子・松井 豊 1階 122講義室
- 受講対象者
- 消防職員の惨事ストレスに関心を持つ消防職員および消防職員の惨事ストレスケアにかかわっている方(原則として消防吏員か消防学校の職員)対象
- 受講人数
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先着28名(最低開講人数15名)
※定員になり次第締め切り
- 受講費用
- 1名あたり 30,000円(税込)
- 修了証発行
- 2日間受講され、すべての実習に参加された方には、筑波大学発行の受講修了証が授与されます。ただし、未受講科目がある方や早退される方には発行できません。
- 受付期間
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2024年8月18日(日)まで
※締切日までに定員に達した場合は、締切日を待たず募集は終了いたします。
- 開催場所
- 筑波大学東京キャンパス文京校舎(〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1)