私は、2024年3月3日から2024年3月17日に筑波大学エクステンションプログラムのひとつとして開催される「こころで感じ、こころでつながる―AEDP™心理療法の基礎―」(以下「本講座」という)に関し、以下の事項について同意の上で参加することを誓約します。
1. 「機密保持confidentiality」と「尊重respect」の義務
本講座は、心理療法及び関連する職業の訓練を受け、それに携わる免許を持つ専門家に参加いただきます。本講座は、クライエントについての説明や実際の面接の映像を利用する、AEDP™心理療法の理論と実践のトレーニングです。参加者には、専門家として「機密保持」と「尊重」の義務があります。
機密保持:参加者は本講座で共有する資料やビデオ等(以下「コンテンツ」という)の守秘義務を負います。コンテンツは、担当講師が、教育・トレーニング目的で使用します。参加者は、このコンテンツを第三者に開示、漏洩、教育に用いることはできません。また、このコンテンツのいかなる部分も記録(録音・録画)禁止とします。
尊重:参加者は専門家としてクライエントとお互いを尊重する倫理を共有しています。本講座で、効果的に支援する方法を学んでいただくために、自らの映像等の共有を許可したクライエント、が、心理の専門家に、自分のセッションを提供する決断をしてくれたことを尊重して学びましょう。
- 本講座で視聴する映像・講義・議論等を、面接やその記録と同様に扱ってください。例えば、公共の場所や、他の人が見たり聞いたりすることが可能な場所で視聴しないでください。また、参加者同士で、クライエントを特定することにつながる情報を話すのは避けてください。
- もしセッション映像のクライエントを知っていると気づいたら、すぐに講師にお伝えください。そのうえで、映像の視聴や議論には参加を控えていただきます(その場合、特定のクライエントがトレーニングにどれだけ深く関わっているかによって、筑波大学はあなたの登録料の一部または全部を返金します)
- 本講座のコンテンツの知的財産を侵害しないでください。例えば、書面による許可なしに、講義で用いた資料をコピーしたり、共有または配布したりしないでください。
- 心理療法に本講座で学んだことを応用した際の、クライエントの反応や結果は、多くの要因によって異なります。本講座で学んだ実践や技法は、特定のクライエントの結果を保証するものではありません。筑波大学、スタッフ、講師(以下「講座関係者」という。)は、参加者または第三者のいかなる行動、不作為、怪我、損害に対しても一切の責任または義務を負いません。また、講座関係者は、参加者もしくは参加者のクライエントに対して、治療または専門的なアドバイスをしませんし、また義務も負いません。
- 参加者は、誓約書の条件に違反した場合、また、違反から生じる結果について全責任を負います。これらの条件に違反した場合、講座参加を取り消し、資格委員会や専門組織への通知、法的措置まで、様々な結果が生じる可能性があります。さらに、これらの法的、またはその他の措置に関連するすべての費用は、参加者の責任となります。
- 講座関係者や、このコンテンツに含まれる人物や組織は、本講座の内容について保証するものではありません。本講座について、特定の目的への適合性、商業的有用性、完全性、継続性等を含めて、一切責任を負いません。