発達障害の特別支援教育PLUS+
~学習上・生活上のニーズに
応える支援を実現するために~
- 概要
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平成29年度・30年度の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校等の学習指導要領の改訂で、小学校等通常の学校における通級による指導では、「自立活動」の指導を行うことが明確化されました。障害からくる学習上・生活上の困難に対応する自立活動の指導のために、各教科の内容を取り扱うことがあったとしても、それは教科の補習ではなく、「自立活動」の課題の解決のためであることが、しっかりと意図される必要があります。また、カリキュラムマネジメントの観点、社会に開かれた教育課程の観点から、個別の教育支援計画と個別の指導計画の重要性が高まっています。
このようなことから、本講座では、障害から生じる学習上・生活上のニーズに応える支援の実現に資する「障害科学」の知見を提供することを目的とします。
- 講師
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(順不同)
熊谷 恵子 (筑波大学 人間総合科学研究科 障害科学専攻/教授)
原島 恒夫 (筑波大学 人間総合科学研究科 障害科学専攻/教授)
柘植 雅義 (筑波大学 人間総合科学研究科 障害科学専攻/教授)
野呂 文行 (筑波大学 人間総合科学研究科 障害科学専攻/教授)
岡崎 慎治 (筑波大学 人間総合科学研究科 障害科学専攻/准教授)
小島 道生 (筑波大学 人間総合科学研究科 障害科学専攻/准教授)
米田 宏樹 (筑波大学 人間総合科学研究科 障害科学専攻/准教授)
大村 美保 (筑波大学 人間総合科学研究科 障害科学専攻/助教)
- 開催日程
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8月3日(土)・4日(日) 2日間
開催場所:筑波大学 東京キャンパス 文京校舎 1F 多目的講義室1
※各講義の最後の5~10分程度は質疑応答の時間を設ける予定です。
※昼食は12:30~13:30まで、各自自由行動。(学外の飲食店も利用可能です) - 【1日目】 8月3日(土) 9:00~16:50
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9:00~10:40 教室の中の発達障害:周りの環境(「級友」と「学級」)の視点から
(オリエンテーション5分を含む)柘植 雅義 10:55~12:30 多層的な子どもの認知プロセスの評価と支援 岡崎 慎治 3:30~15:05 発達障害のある人の自己理解の支援 小島 道生 15:20~16:50 障害のある児童・生徒の保護者による虐待とその対応 大村 美保 - 【2日目】 8月4日(土) 9:00~16:50
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9:00~10:40 読みに影響する視覚の感覚過敏:アーレンシンドローム 熊谷 恵子 10:55~12:30 聴覚情報処理障害と発達障害 原島 恒夫 13:30~15:05 応用行動分析学を活かした発達障害児童生徒の支援 野呂 文行 15:20~16:50 特別の教育課程の編成と個別の指導計画の作成
―学習指導要領の規定等から―
(閉講式5分を含む)米田 宏樹
- 受講対象者
- 教員、保育士、福祉施設職員等発達障害の支援に携わる専門職に従事している方
- 受講人数
- 150名 (最小催行人数:100名) 先着順
- 受講費用
- 1名 20,000円(税込)
- 修了証発行
- 2日間で3分の2以上のプログラムに参加した受講者には、筑波大学発行の受講修了証が授与されます。
- 受付期間
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2019年7月8日(月)まで
2019年7月22日(月)まで延長しました!
※開講は決定していますので、先着順になります。お早目にお申し込みください。
- 開催場所
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筑波大学東京キャンパス文京校舎
(地下鉄東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」下車徒歩3分)
https://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html